サイン馬券 2020天皇賞:アーモン(スター)ドアイのハロウィーン

菊花賞はこねくり回したあげく盛大に外してしまった。秋華賞のサンクテュ「エール」と同じゼッケン9をつけたルメールアリストテレスが激走したというのは理解出来るのだが、サトノフラッグの3着にはスッキリする説明が見当たらない。勝負しないレースだからと言って「わかりません」で済ませるわけにはいかない。宿題にしておこう。

ルメールの9番

さて、アーモンドアイが8勝目のG1を取った天皇賞について振り返ってみよう。ルメールがまたもやゼッケン9をつけてアー「モンスター」アイにまたがりハロウィ-ンカラーの7枠に登場した。天皇賞のヘッドラインは「最強の魂を刻め、秋の王道が伝説になる。」だ。「最強の魂」→妖怪ウォッチからハロウィ-ンは強力なテーマであり7枠に入ったモンスターアイは鉄板と見るべきだろう。ルメールは、毎日王冠秋華賞菊花賞と3レース続けてゼッケン9をつけている。馬券にならなかったのが菊花賞にサインを出した秋華賞だけだ。このレースはアーモンドアイの相手探しになる。

バンブーの緑、6枠の緑

天皇賞と言えばまずチェックしなければならないのが朝ドラサインだ。1枠に大竹厩舎、2枠に中竹厩舎と竹が並んでいる。竹=バンブーは『エール』に出てくる喫茶店の名前だ。秋華賞天皇賞のCMで妙に緑がかった喫茶店が出てくるが、これが「喫茶バンブー」によく似ている。朝ドラの「バンブー」は戦後になってカウンターを緑色に塗り替えている!

■ 上がバンブーのリニューアルについてのツィッターの書込。下がJRA秋華賞天皇賞CM

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大竹・中竹の並びは、1枠または2枠の馬が走るサインではない。緑色の6枠が走るというサインだ。その6枠にクロノジェネシスとキセキがいる。「黒のジェネ死す」と「鬼籍」という縁起でも無い並びなのだが、そこはハロウィーンなので許される。「黒のジェネシス」がハロウィンカラーの黒を意味しているということだ。さらに、天皇賞の前日、10月30日にはジェームズ・ボンドの訃報が届いた。「クロノ「ジェームズ」死す」のいる6枠は馬券になる。しかし6枠のどちらが来るのだろうか?

栄冠は君に輝く

さて、もう一頭は?3枠と4枠のダのつく馬の並びは不気味だが、それ以上に強いサインがある。5枠にウィンブライトとフィ「エール」マンが入っている。朝ドラ「エール」は、この天皇賞の週に甲子園の歌「栄冠は君に輝く」の話で盛り上がっていた。「栄冠は君に輝く」は実に天皇賞にふさわしい言葉だ。「輝く」から「ブライト」のいる5枠は強い。しかし、5枠のどちらが来るのだろうか?

 軽くなれば速い!?

アーモンドアイを軸とした5枠と6枠の三連単・複で馬券は取れる。だが、低配当の可能性が大きい。どの馬を厚めに買えばよいのだろうか?実はフィエールマンについては強いサインが出ていた。JRAデータ分析だ。 

馬体増の馬は勝率が低い

当日の馬体重がプラスだった馬は、マイナスや増減なしの馬に対して勝率がかなり低い。パドック気配と合わせて馬体重の増減にも注目したい。

それにしても12キロ減というのは減りすぎはないか?と誰もが思うはずだが、「競馬ファンにとっての当たり前」は「みんなにとっての当たり前」ではないのかもしれない。500キロを超える馬にとって10キロ程度の馬体重減なんて微々たるものではないのか?日本の競馬ファンは馬体重に拘るようだが、実は競走能力との関係はあまり強くないのかもしれない。そういえば、高本公夫氏は日本の競馬の馬体重はサインだと考えていた。サインとしての馬体重という視点は面白い。