サイン馬券  2021金杯: 1年のケイデンスコールは金杯にあり

今年の金杯を予想するにあたって以下の設問を立てました。

Q1. 高本公夫氏はジャパンカップ金杯の兄弟レースと定義している。昨年のジャパンカップの結果はどう引き継がれるのか?

Q2. 有馬記念のとの連続性はどうなのだろうか?

Q3. 金杯といえば十二支。丑年はどう使われるのか?

Q4. 馬主関係はどうなのだろうか? 

 Q1: 2020ジャパンカップの出目は2枠2番-4枠6番-3枠5番です。5番・6番の並び目は2020年の金杯が示唆した2020年を特徴付ける出目ですので、2021年に引き継がれることはあまり考えられない。とすれば2枠か2枠の対角の7枠に注意か?

 Q2: 有馬記念では1枠2番のブラストワンピースが不幸にも競走中止した。競走中止は落馬や出走取消とは異なり不慮のものなので、修復しないと縁起が悪い。1枠2番と2番の逆番には注意が必要。以下は枠順発表前の当ツィート:

 

Q3: 丑年は十二支の二番目です。当然、1枠2番、2枠、2番の逆番、そして2枠の対角あたりに注意が必要。以下は枠順発表前の当ツィート: 

 

Q4: 出走馬を見渡すと個人馬主が圧倒的に多い。昨年の競馬を席巻したサンデーレーシングの馬はケイデンスコール1頭だけ。以下はレース直前の当ツィート: 

結果は:

京都金杯

  • 1着 1枠2番 ケイデンスコール
  • 2着 2枠4番 ピースワンパラディ
  • 3着 7枠13番 エンドシャイデン

1枠2番と、2枠4番とその逆番7枠13番、もろに来ました。まさに「1年の計(ケイ)は元旦(1枠)にあり」という感じです。あれこれ考えずに1枠はケイ・ケイとケイが接触している不自然枠だからと1枠から枠連を買った人はすごいです。JRAのサインというのは基本、初心者向けとして通用するものとして作られています。お正月は初心に返る!ですね。(ただ初心者向けのサインっぽい並びは沢山あるわけですが。)

ケイデンスコールはNHKマイルに続き大穴を開けました。こういう馬はいつ来るかわからないので常に注意しておく必要があります。ケイといえばケイアイノーテックもメイケイダイハードもそんな感じです。ケイのつく馬は大穴馬なのでしょうか?

中山金杯

  •  1着 5枠9番 ヒシイグアス
  • 2着 2枠3番 ココロノトウダイ
  • 3着 8枠16番 ウィンイクシード

2枠と1番の逆番16番が来ました。

さて、この両金杯の結果は、2021年のG1レースのどんな傾向を教えているのでしょうか?黒2枠が何かを伝えているのでしょうか?