サイン馬券 2021 宝塚記念: ビッグフライ!!オオタニサンの白い歯が「映える」

今年の初めに「一年の計は金杯にあったという話」という記事を書き、「その年のG1レースを当てたければ金杯を見ろ」とツィートしました。

春のG1シリーズの締めくくりの宝塚記念。「宝と金」で京都金杯がヒントをくれるのではないか?という推理が働きます。

 

枠順と結果 

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1着 クロノジェネシス(5枠7番)

「負け頃」どころか、異次元の走りでした。クロノジェネシスの横にシロニィを並べ、白・黒並びとすることでJRAは「クロノさんの相手は1枠と2枠だよ」と教えようとしていたようです。

そして宝塚記念のポスターは白い歯を見せてニッコリしている葵わかなさん。

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2着ユニコーンライオン (1枠1番)

京都金杯ケイデンスコールが入っていた1枠にユニコーンライオンが入っていました。どなたかが「ユ「ニコ」ーンライオン」と指摘していました。センスが良いと思います。5枠のシロ「ニィ」と1枠のユ「ニコ」ーンライオンで白い歯の笑顔セットです。

さらに、ユニコーンと言えばあの大谷翔平選手!彼の背番号は17番ですので、5枠7番クロノジェネシスとの組合せ1-7はありそうです。

裏を取るために、前日の競馬からユニコーンライオン推しのサインを探します。

  1. 札幌YVh賞: 2着5枠7番ルッジェーロ、3着1枠1番マイネルアルケミーとさりげなく教えてくれています。
  2. 東京12R: 1枠1番にジャングルキングという馬が入っています。「ジャングル大帝」と「ライオンキング」を合わせた馬名ですね。しっかりユニコーンライオンを教えています。このジャングルキング、2番人気で凡走しました。「サイン馬は馬券にならない」。高本氏の教えです。

 

3着レイパパレ (2枠2番)

2枠は東西金杯で共通に馬券になった枠です。春のG1シリーズではソダシの桜花賞をはじめ活躍している枠です。もちろん「レイ歯歯レ」という読み方もありです。

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以上の読みで1番、2番、7番の組合せ一点で取れる馬券でした!・・が、JRAは「そんな簡単には馬券を取らせないぞ」とノイズ攻撃を仕掛けてきました。

 

尻尾で足跡を消そうとする狐=JRA

  1.  名馬の肖像:これまで「こんなに教えちゃって良いの?」と思うぐらい、コラム発表翌日のG1レースにヒントを出してきた同コラムがすごいガセサインを発しました。取り上げられたのは8枠12番で宝塚記念を勝ったメジロパーマー。よく似た勝負服からもキセキを教えているように見えました。「ロートル馬のキセキも壊す気で追えば3着内はある?」「雨が降ったら来る?」「いや、キセキではなく、3着のミスタースペインからミスマンマミーアを教えているのでは?」等々迷わせられました。
  2. フェイスブック: ディープ産駒のことが記事になっています。出走馬の中でディープ産駒はレイパパレ、カデナ、カレンブーケドールです。ディープの勝った宝塚記念の2着は5枠。ディープ産駒が勝って、クロノジェネシスが2着になるぞというサインにも読めます。そう言えばメジロパーマーが勝った宝塚記念も2着は5枠。こうしつこく5枠=2着を強調されると「クロノジェネシス危うしか。ディープ産駒厚めにクロノ2着固定の馬単も買っておこうか・・」と迷います。
  3. 当り馬券研究所:こちらもディープインパクトとディープ産駒のお話が満載。ところが何故か、「1994年のナイスネイチャ単勝」という言葉が飛び出してきました。1994年の宝塚記念ではナイスネイチャは2枠で4着でした。「ええ?2枠のレイパパレは馬券にならないの?とすれば1着になるディープ産駒ってカレンブーケドール?」という推理が浮かびます。ノーです。カレンの入った7枠の頭文字をつなぐと「カモ」。「外れ馬券研究所」のガセサインにカモにされるところでした。

2021年春のG1シリーズはJRAのコラム『名馬の肖像』が8割の効率で馬券になる枠を教えてくれました。フェイスブックも外れ馬券研究所もいろいろ教えてくれました。JRA的にはやり過ぎだったのかも知れません。そこで最後に全くのガセサインを出して帳尻を合わせたのでしょう。「狐は尻尾で足跡を消す」という言葉がありますが、まさにJRA狐も似たようなことをするというお話です。余計な馬券買わすんじゃない!