サイン馬券 2021 七夕賞 & プロキシオンステークス: 大島康徳さん追悼競馬
背番号11
元日本ハム監督の大島康徳さんが今年の6月30日に亡くなられた。しかし、マスコミでニュースが流れたのは次の週になってから。ニュースでは、大島さんの背番号11をダルビッシュと大谷が引きついだということを報じていた。これでピンときた。
亡くなった元日本ハム、大島さんの背番号11をダルビッシュと大谷がつけていたという話、面白い。メジャーのオールスターを14日に控えた競馬なら1−1または11は押さえる必要ありかも。
— 枠順の謎を解く (@JraPuzzle) 2021年7月5日
早速、土曜日の阿武隈ステークスで11番をつけた人気薄のエターナルヴィテスが2着に突っ込んできて穴をあけた。(下ではヴォテスとタイポしているがお許しを)。
11番 エターナルヴォテス eternal ですね。12番人気。
— 枠順の謎を解く (@JraPuzzle) 2021年7月10日
明日も11番、11の逆番、枠連1−1、要注意かな。#阿武隈ステークス
そして七夕賞とプロキシオンステークス。
七夕賞では、1枠の二頭は2着とハナ差の4着に入り、逆11番の6番ショウナンバルディが3着に入った。そしてプロキシオンステークスも逆11番の6番トップウィナーが2着に入った。どちらもドのつく人気薄だ。
追悼の2枠
7月11日だから11だ!というベタな読みを否定するものではないが、ここまで11で攻めてくるのは11に特別な意味を持たせているのではないか?宝塚記念が大谷の背番号17をサインにつかったので、今度は大谷の日本ハム時代の背番号11を使った。その背番号をつけていた先輩、大島さんの訃報があったのだから、やはりこれは追悼競馬とかんがえるべきだろう。
追悼競馬であることの証拠は、七夕賞もプロキシオン・ステークスも勝ったのは2枠=追悼の黒枠であることだ。そして、この2枠を教えるややこしいサインが出ていた。両レースとも3枠5番にブラックマジック(七夕賞)とブラックムーン(プロキシオンステークス)というブラック馬名が入っていた。これだけで2枠は要注意とすぐにわかる。
さらに両レースと同じ天体名のレースである天の川ステークスの1枠1番にエブリワンブラックというブラック馬名が入っていた。2枠に頭文字「ア」の馬が並んでいる異常枠。そのうち一頭は「暗黙の誓い」(アンセッドヴァウ)という意味深な馬名だ。しかしこのレース、黒光りしていた2枠は消えて人気薄の1枠1番エブリワンブラックが1着になった。そうなると両メインレースの2枠は馬券になるだろうと考えるのがサイン馬券のセオリーど真ん中の読みというものだ。
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結局、七夕賞はJRAデータ分析の「外枠有利」という説の真反対、1枠から3枠の馬だけ買っていれば取れるレースだった。プロキシオンステークスも、メイショウカズサから馬連でもワイドでも流していれば高配当にありつけたレースだった。競馬ってなんて簡単なんでしょう!(笑
おまけ:JRAフェイスブックのハクセツ・ジョセツは何を意味していたのか?
雪(白)を表す「セツ」のダブりから一枠二頭を意味するのか?それともハクセツ・ジョセツを双子に見立ててトーラスジェミニを教えているのか?どうもその両方だったようだ。
では、何故、七夕賞で1枠二頭の間に逆11番のショウナンバルディを割り込ませたのか?答えは「割り込ませた」のではなく「割り込んだ」というもの。つまり、JRAも1枠二頭とショウナンバルディのうち、どれが馬券になるかについては不確かだったので、三頭全部に対してサインを出していたということだろう。JRAの予想の精度は高いが、しょせん動物の競争なのだから常に完全に上位三頭を教えられるわけではない。つまり補欠サインがあるということだ。これが「JRAは完全に競馬のシナリオを描いている」という予定調和論に対する反証になっていると考えるのだが。この辺のことについてはあらためて書いてみたい。