2019 関屋記念: 渋野日向子選手の全英制覇と小泉殿下ご成婚

この週のビッグニュースはなんと言っても渋野日向子選手の全英制覇と小泉進次郎議員の婚約発表で、この二つのニュースは必ず、いずれかの競馬場のメインレースにサインとして使われると見るべきです。やはり注目するべきは、この週の一番メジャーなレースである関屋記念です。 

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枠順を手にして最初に目に飛び込んでくるのが派手な3枠。「ソー」「グリ」ッ「タ」「リング」とサラ「キ」アで滝川クリステルの滝とクリを作り、そこに婚約のシンボルであるリング。将来の総理候補の小泉議員にピッタリの「ソーリ」まで入っています。これほど分かり易いサインはありません。見せ球ではないと思えるので、3枠の二頭は◎です。では、狙うべきは3枠のどの馬でしょうか?難問です。ソーグリッタリングはあまりに出来すぎの名前なので、普通は同枠のサラキアを狙います。しかし、わざわざ3枠にサラキアをいれたということから、ソーグリッタリングが馬券になるかも知れません。

 3枠が小泉-滝川の婚約なら、もう一つのテーマはゴルフ。7枠にはファスト「アプローチ」というゴルフを連想する馬が入っています。そしてプレイが早いということでも世界から賞賛された渋野選手にピッタリのファスト。同じ7枠にはミエノサクシード(成功)とミッキーグローリー(栄誉)。ミエノサクシードは「笑みのサクシード」。7枠はまさに渋野選手を讃えているような枠です。加えてミエノとミッキーという頭文字ミの字の並びもプラス材料。それだけではありません。どこかで誰かが言っていたことですが、同じ日の新潟3Rの7枠に入ったボルンタードのお母さんはゴルフガールで、メインは7枠だよ!と教えています。そしてダメ押しがファストアプローチの出走取消。出走取消はJRAのサインの中でも一番重いと言ってもいいもので、この場合は7枠を教えています。

しかし3枠と7枠の馬が来るということだけでは馬券を取るには不十分です。1着から3着までに何か一頭紛れ込んでくるかもしれません。やっかいなのは3枠と7枠以外の馬が頭にくるかも知れないことです。2枠はケイデンス「コール」とオールフォー「ラヴ」でラヴコール。5枠と6枠はエントジャイデ「ン」とディメンシオ「ン」の馬名末尾「ン」の並び。5枠のロシュフォールは訃報が出たばかりのキングカメハメハ産駒。8枠はサンマルティ「ン」とハーレムライ「ン」でこれまた「ン」の並び。そのハーレムラインの騎手は出走取消になったミエノサクシードに騎乗予定だった木幡育也騎手のお兄さんの木幡巧也騎手。さらに渋野選手の優勝スコア18アンダーから18番のいる8枠も注意です。8枠は出走取消枠の横の枠なので不気味です。

 

結果!

1着 7枠13番 ミッキーグローリー

2着 7枠14番 ミエノサクシード

3着 3枠6番 ソーグリッタリング

 

3枠と7枠を中心にしたフォーメーションを組めば三連複は取れるでしょう。3枠と7枠の4頭で6通りを買わなければならない馬連やワイドは取りにくいし、場合によってはトリガミどころか赤字になりそう。枠連なら3-3、3-7,7-7に絞り込まないとトリガミ/赤字が恐いので、絞り込む勇気が問われます。うまく狙えれば大きな利益を取れるレースではあります。

馬券の買い方は難しいですが、枠順としては平易なサインを巧く使った楽しめる佳作でした。