秀逸なサイン:皆既月食と 2018 シルクロード・ステークス

ゼッケン2番のアレスバローズから5番のアットザシーサイドまで、調教師の名前に全部「一」がついています。(角田晃一鮫島一歩西浦勝一浅見秀一)。そして6番目の馬の名前がセカンドテーブルです。そして、セカンドテーブルの隣の馬が同じ頭文字をもつ「セ」イウンコウセイ。同じ要素が並んでいる状態を高本理論ではたしか「火の接近」と読んでいました。セイウンコウセイは要注意の一番手になります。

次に、上記の異様な一の並びは、ゼッケン一番のファインニードルを教えていると読めます。これはかなりシンプルなサインです。

これで1-7の馬連3,200円は押さえられるでしょう。

しかし、三着に飛び込んできた人気薄のフミノムーンはどう読んだら良かったのでしょうか?

謎の答えはこのレースの三日後の皆既月食でした。黒の二枠にフミノムーンが入るというのは皆既月食を示す強烈なサインだったのです。このレースの名称はシルクロ(黒)ード・ステークスですから黒の二枠には注意が必要でした。とはいえ、こういう場合、同枠のグレイトチャーターが来ることも十分考えられます。実際、グレイトチャーターの方が人気がありますから、そう読んでも間違いではありません。

3連複の1-3-7と1-4-7を押さえられたらすごいことです。結果、3連複1-4-7で54,280円。3連複まではなんとかなっても、3連単にいたっては手も足も出ません。

ちなみに、1-4-7は1月28日(4×7)と見ることもできますが、ここまで行ったら分けがわからなくなります。

シルクロード皆既月食というのは随分ロマンチックです。傑作なサインの一つではないでしょうか?

1月31日に皆既月食があることをちゃんと知っていればフミノムーンは買えたかもしれません。JRAの繰り出すサインを読むためにはいろいろな知識が必要です。

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