2018 ダービー: スポーツの光と闇

人気上位の馬が短距離血統の胴づまりばかりで的が絞れません。オークスでは短距離向きのアーモンドアイが勝ちましたから、一概に短距離馬、長距離馬という分け方で取捨をすることは出来ません。例えば、エポカドーロ 。調べてみるとオルフェーヴルも同じような体型をしています。

 異常枠を探します。1枠に中内田調教師と内田騎手が並んでいます。ダービーの直前の5月22日に日大悪質タックル事件の当事者である宮川泰介選手が記者会見を開き、自身が行った悪質タックルは監督・コーチの意向に沿ったものであったことを暴露しました。その監督とは内田正人氏のことですから、1枠の内田並びはコテコテのサインです。さらに、3番テーオーエナジーの調教師は宮川徹氏。なんと、内田が宮川に挟まれている格好になります。

1 ダノンプレミアム田将雅  中内田充正

2 タイムフライヤー 内田博幸  松田国英

3 テーオーエナジー 藤岡康太  

これはダノンプレミアムが来るというサインなのでしょうか?JRAは普通ネガティブなネタはサインに使いません。しかし今回はあえて使ってきた。これはダノンプレミアムを買うなというサインと読むしかありません。しかし、こんなサインは初めて見ます。

 ダービーで勝利したのは17番のワグネリアンでした。17番。そうあの大谷翔平選手の背番号です。大谷選手の17はすでに桜花賞枠連1-7で使われています。今回は馬番で使ってきたのです。1枠はスポーツの闇をサインに使い、8枠はスポーツの光のをサインに使ったのです。1枠を買うなというだけのサインではなく、スポーツの光と闇を示して、1枠ではなく8枠を買えというサインを送ってきたのです。

ワグネリアンのいる8枠は、英一、祐一、健一と並びしっかり強調されています。また、JRAのダービーのCMでは「たった一度」という言葉が強調されていました。ジェネラーレウーノ(Uno=1)のいる枠は要注意中の要注意だったのです。

では、二番人気のブラストワンピースはどうでしょうか?ブラストワンピースが来るとしたら、漫画『ワンピース』がらみのサインがあるはずです。ブラストワンピースは国枝「栄」厩舎の馬にサンドイッチされています。『ワンピース』の作者は尾田栄一郎氏。国枝「栄」と池添謙「一」騎手の組合せで「栄一」。しっかりサインが出ています。さらにコズミックフォースとブラストワンピースの末尾「ス」の字の並び、コズミックフォースとゴーフォザサミットの頭文字「コ」の並びと、4枠はコテコテに強調されています。しかし、馬券になったのは2番人気のブラストワンピースではなく、なんと、その横にいたブービー人気のコズミックフォースでした。日本の競馬は枠が走ります。人気馬の同枠は必ず押さえなければ駄目という良い例でしょう。

二着のエポカドーロにはサインが出ていたのでしょうか?サインを出すまでもなく、人気薄の皐月賞馬は押さえろということだったのでしょうか?枠順のサインは見つかりませんでしたが、JRAの予想であるJRAデータ分析ではエポカドーロは勝ち馬の全条件を満たしていました。

ちなみに、ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集の1曲目は天使 Der Engelなので、ワグネリアン(ワーグナー愛好家)がエンジェルズ大谷の17番に入るのは説明がつきます。しかし、ここまで行くと、ちょっと凝り過ぎというか・・、偶然でしょう。

f:id:wakujun:20180628173220p:plain