藤田菜七子の法則: 第一法則=>同枠を狙え!

この夏、大躍進した藤田菜七子騎手。彼女がサインに使われているのに気づいている人はいるのでしょうか。藤田菜七子騎手がサインになるケースは二種類あります。1番目は、彼女の同枠に入った人気薄の馬が馬券になるというもの。これを藤田菜七子の第一法則と名付けました。そして藤田菜七子の第二法則は、彼女が勝利した枠がその日または翌日のメインレースで馬券にからむというものです。ここでは、この夏、藤田菜七子の第一法則が当てはまったレースを二つ紹介します。

新潟競馬最終日の9月2日、9Rの両津湾特別。私が、2018年の夏競馬で一番驚いたレースです。

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2018年9月2日(日曜) 2回新潟12日 9R 両津湾特別

1着 4枠   7番      ドゥラリュール

2着 8枠 15番    グラファイト

3着 6枠 10番    テンノサクラコ

 3連複   328,990円          242番人気

 3連単   1,040,910円       1085番人気

このレースの2着のグラファイトですが、この馬の同枠は藤田菜七子騎手です。藤田菜七子騎手の馬8枠14番フッカツノノロシは9着に沈みましたが、同枠にいた人気薄の馬が2着に入りました。藤田菜七子の第一法則が炸裂したのです。しかし、それだけではありません。藤田菜七子の第一法則が現象するレースは大荒れになります。

このレースで3着に飛び込んで大万馬券の主役になったのはテンノサクラコ。このレースが開催された9月2日は、『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこさんが亡くなられた二週間後です。まさに、天に召されたさくらももこさんを偲んだ追悼馬券だったのです。普通、こういう場合は、テンノサクラコの同枠のデムーロが乗る一番人気の馬が来そうなものですが、サイン馬がそのまま突っ込んでくるというドラマチックなケースもあるのです。

このレースのダメ押しは、1着のドゥラリュールを教えていたすごいサインです。このレースのタイトルは両津湾特別。両津湾佐渡にあります。なんと、4枠の「サ」ノサンと「ド」ゥラリュールの頭文字でサド=佐渡になるではありませんか。

藤田菜七子の第一法則を知っていて、佐渡さくらももこさんのサインに気がつけば、大万馬券がとれたということです。まさにビックリシタナモー。競馬は難しい。でも面白い。

 

藤田菜七子騎手の同枠馬が万馬券の主役になったレースをもう一つご紹介します。2018年10月7日(日曜) 4回東京2日、3R 未勝利戦です。

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1着 8枠 16番 レディードリー

2着 7枠 15番 エスプランデル

3着 3枠   5番 ウインレフィナード

15着8枠18オルオル 藤田菜七子

 単勝       16          10,130円           

 馬連       15-16    15,500円           

 3連単   16-15-5 216,070円          430番人気

 まさに、「勝馬はこの枠に居る居る(オルオル)」でした。藤田菜七子騎手の同枠の人気薄の単複だけ買っていても、おいしい馬券でした。