2019 NHKマイルカップ: 京都新聞杯の結果がヒント

NHK関連のレースは大河ドラマと朝ドラに注意する必要があります。今の大河ドラマは「韋駄天」。即「いだテン」=「いだ10」ということで10番カテドラルを予想した人もいたでしょう。または、当日のゲストが中村勘九郎なので、ゼッケン9番・・・では力不足なので同枠のカテドラル。そういう読みも有りかなと思います。

しかし、新天皇になってはじめてのG1ですので、そちらの方から読んでみたいものです。JRAは皇室ネタが大好きですので!

ヒントは前日の京都新聞杯

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5枠に入ったのは1番人気のタガ「ノ」ディアマ「ンテ」とハバナ「ウ」インド。二頭で「天皇」を構成しています。ところが、タガノディアマンテは馬券にはなりませんでした。サインギラギラの1番人気は、負けることによって別のサインを出します。京都新聞杯の5枠「天皇」は、翌日のNHKマイルカップで5枠が来るぞというサインだったのです。

次にNHKマイルカップの枠順を見てみましょう。

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5枠に注目。9番「ミ」ッキーブラックと10番「カ」テドラルの頭文字で「カミ」=神を作っているではないですか!これで5枠は外せなくなりました。

次に8枠です。このレースのG1ヘッドラインは「完成への過程は未来を切り拓く情熱の宝庫だ。」です。「過程」という言葉が妙に目立つなと思いながら、全馬の馬名を見ていくと、面白い馬名にあたりました。トオヤリトセイト。意味は「18(本馬の誕生日より)+理+征途」。外国語かと思ったら日本語だったのです。そして「征途」という言葉がすぐにヘッドラインの「過程」とかぶります。では、この馬が来るのでしょうか?もしかするとサイン馬?

トオヤリトセイトの「トオヤ」は18を意味します。その18の馬番をつけているのはケイデンスコール。馬名の意味は「軍隊で訓練時に唱和される行進曲、訓練歌」です。「征途」を行く軍隊の「行進曲」というイメージが浮かびます。そしてなんとその二頭にサンドイッチされたアドマイヤマーズの調教師の名前が「友道」さんです。8枠も絶対に外せません。

では、1番人気のグランアレグリアは?前日の新潟6Rで藤田菜七子騎手が4枠で勝利していますので、「藤田菜七子の法則」に当てはまるので、4枠は外せません。グランアレグリアとカテドラル、そして8枠の3頭の三連複ボックス馬券を買います。次に、8枠はどれが来るのかわからないので枠連で5-8と8-8。

結果は、1番人気のグランアレグリアが消えて、三連複10-17-18(97,390円)、枠連8-8(6,440円)の大穴でした。「日本の競馬は枠が走る」と喝破した高本公夫先生の慧眼に改めて恐れ入ったレースです。

ところで、このレース。サインなんか読まなくても、漫画家のおがわじゅりさんのツィッターを見ていれば簡単に勝馬を見つけられたのです。今年の春。おがわさんがシャケトラの漫画を描いたら、その直後にシャケトラが激走。以来、おがわさんが言及する馬、またはその馬の同枠馬が馬券になっていて、これを「おがわじゅりの法則」と呼んでいます。