サイン馬券 2020菊花賞予備エントリー:コントレイルの3冠と橋本善吉氏の追悼競馬

橋本聖子氏の父親である橋本善吉氏のを知り、2枠(黒)に入ったコントレイルの三冠を確信した。今月19日に他界されたそうだが聖子氏の仕事の事情で23日に公にされたそうだ。菊花賞直前の枠順が発表されてからの発表だがJRAが19日に訃報を知らないわけはなく枠順にしっかりと反映されているだろう。

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キタサンブラック顕彰馬選定記念特設サイト開設のニュースやキタサンブラック菊花賞と同じようなヘッドライン(※注)だけでは、2枠コントレイルの三冠奪取の確信にまでは至らなかったが、橋本氏の訃報で確信を持った。菊花賞は追悼競馬である。コントレイルの横にマンオブスピリット(気骨の人)が入っているのも橋本氏の人柄を思うといかにも追悼競馬である。

橋本善吉氏といえばマルゼンスキーを思い出す。そのゼンの字を馬名に持つのがヴェルトライ「ゼン」デ。マジックキャッスルと同様に、唯一ダービーと同じゼッケンをつけての出走になる。しかも、横にはCMで強調されている「名言」を馬名に持つサトノインプレッサ(名言)が入っているあたり、かなり有力な2着・3着候補である。

マルゼンスキーと言えば、ダービーの前に中野渡騎手が言った「28頭立ての大外枠でもいい。賞金もいらない。他の馬の邪魔もしない。だからマルゼンスキー日本ダービーで走らせてくれ。そうすれば、どの馬が一番強いかわかる」という「名言」を思い出す。その大外に目を向けるとビターエンダー(Bitterender、不屈の人)がいる。こちらも橋本氏の人柄とマルゼンスキーのことを彷彿とさせる馬名である。

8枠には「キメ」ラヴェリテがいて、ターキ「ッ」シュパレスまたは富田暁(アカ「ツ」キ)あるいは津村(「ツ」ムラ)騎手との組合せで「鬼滅の刃」のキメツになる。あれだけの大ヒットがサインに使われないわけはない。8枠にはかなり強いサインが出ていると見て良いだろう。しかし、8枠の三頭はどうにも馬券になりそうには思えない面子だ。選ぶとすれば、リステッドレースの勝者のビターエンダーか。

この8枠自体が他の枠に対するサインである可能性があるが思いつかない。一晩考えてみるが、とりあえず日曜日はコントレイルとビターエンダーのワイドでも買って、若駒たちの秋の運動会を観戦するのが良いかと思っている。

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※ 注

2015年の菊花賞ヘッドライン: 菊咲く夢の王道、若者のすべての想いを古都に刻み込む。

2020年の〃: 歴史に挑め、菊咲く栄光こそ最強の王道だ。