カズオイシグロ受賞と毎日王冠

このレースの直前にカズオイシグロ氏のノーベル文学賞受賞が報じられました。レース名に「王冠」がつくので、まずこのビッグニュースは材料になるでしょう。この枠順を見ると、まず目に飛び込むのが、藤沢「和雄」厩舎のソウルスターリングとグレーター「ロンドン」(「グ」レーター「ロ」ンドン)。「石」橋脩騎手(ヤングマンパワー)、8枠のウ「イ」ンブライトとサトノアラ「ジ」ンも気になります。

こういうケース、藤沢「和雄」厩舎のソウルスターリングやギラギラのサインを出しているグレーターロンドンが走るという直球のサインではなく、グレーターロンドンの同枠のリアルスティールに注意する必要があります。「日本の競馬は枠が走る」というのが高本理論です。しかし、日本時間5日夜受賞発表→金曜枠順確定で仕込みが間に合ったのかという疑問も残ります。

ノーベル賞以外で気になるのが、勝利したダービーの時と同じ黒帽子のマカヒキと、これも勝利したオークスの時と同じ帽子をかぶった隣のソウルスターリングマカヒキの勝ったダービーの行われた2016年5月29日は友引です。今回の毎日王冠の行われる2017年10月8日も友引。マカ「ヒキ」の厩舎は「友」道厩舎ですからもろに友引になります。隣の1枠を連れて来るのでしょうか?

もう一つ気になるのがサトノアラジン。同馬主同厩舎のサトノダイヤモンド凱旋門挑戦が残念な結果になってしまいましたので、馬主の里見氏と池江厩舎には何かご褒美があってもよいはずです。

結果。ソウルスターリングマカヒキは歩いて、勝ったのはグレーターロンドンの横でヒッソリしていたリアルスティール。2着にサトノアラジン、3着にグレーターロンドンでした。ギラギラのサイン馬は3着止まりなのです。

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