サイン馬券 2020 アイビスサマーダッシュ： 鮎とオリンピック

新コロパンデミックがなければ、7月の23日からオリンピックが始まるはずでした。アイビスサマーダッシュが開催された7月25日の日曜日はオリンピックで大盛り上がりだったでしょう。そう考えると、「アイビスサマーダッシュのテーマは幻のオリンピック」というのはいかにもありそうです。では「幻のオリンピック」のサインは何でしょう。

鮎の友釣り馬券 

6枠11番にアユツリオヤジという馬が入っています。前走1200mで見事な逃げ切り勝ちを決めました。この馬、前走初めて芝を走りましたが、それまでの4年間、ダート専門で使われて凡走を繰り返してきていました。なんで4年間もダート専門で凡走してきたのか？謎と言えば謎ですが、それはさておき、ここでも一発あるのではないかと注目の馬です。

この馬には面白いデータがあります。ここ三戦、この馬の同枠かこの馬自身が1着か2着に入っています。前走にいたっては本馬自らと同枠の馬のワンツーフィニッシュでした。まさに鮎の「友釣り」です。

2020年7月11日（土曜） 2回福島3日  11レース テレビユー福島賞

　8枠 15番 アユツリオヤジ 1着

　8枠 16番 ブレイブメジャー 2着

2020年4月5日（日曜） 3回中山4日 11レース　春風ステークス

　5枠 9番 アユツリオヤジ 10着　

　5枠 10番 シスル 2着

2020年3月22日（日曜） 1回阪神9日10レース なにわステークス

　7枠 13番 マルガイロンドンテソーロ 2着

　7枠 14番 アユツリオヤジ 14着

一年魚の鮎と一年後のオリンピック

「友釣り」と並ぶ鮎の特徴と言えば「一年魚」。鮎は一年しか生きられないのです。まさに1年間だけの延期が決まったオリンピックとかぶるではありませんか！東京オリンピックは一年後に開催できなければ本当に幻になってしまいます。そんなの嫌ですよね。1年後にオリンピックが開催できると信じたいというのが日本国民の気持ちです。

We believe!

そう、アユツリオヤジの横にビリーバーという馬がいるのです。ビリーバーの馬主はミルファーム祭りで有名なミルファーム。今年のミルファーム祭りはアイビスサマーダッシュ前日の7月24日の1Rに開催され、ミルファームから12頭が出走しました。12頭！これがアイビスSD の12番（ミルファームのビリーバー）、馬連1-2、または枠連1-2のサインではないか？ここまでは誰でも気づくことです。

ところで、昨年のミルファーム祭りはどうだったのでしょうか？8月3日新潟4R。ミルファームの馬が9頭出走しました。そして、翌日レパードステークスでは5枠9番トイガーが3着に来ました。二年続けて同じサインが出るのかという疑問が湧きます。いったいどちらの馬が馬券になるのだろうか？悩んでもしょうが無いというわけで、6枠二頭は外せなくなります。

結果

1着 ライオンボス　（1番人気）

2着 ジョーカナチャン　（2番人気）

3着 ビリーバー （9番人気）

アユツリオヤジの同枠で、ミルファーム祭りが教えたゼッケン12番のビリーバーは3着に来ました。6枠の二頭を1番人気と2番人気にからめれば3連複5,000円はゲットできる。いとも簡単なレース・・・なわきゃ無いですよね。

最近は同じ事を繰り返すJRA 

高本公夫理論には「JRAは同じ事を繰り返さない」というのがありますが、どうも最近のJRAは平然と同じ事を繰り返すようです。どこでハシゴが外されるのか？見極めが難しいです。