サイン馬券 2020 エプソムカップ:それ、早く言ってよう!
インサイダー取引?
コロナ渦の中で1番人気が圧倒的に強かったG1シリーズの谷間状況で開催されたエプソムカップ。枠順を見ても閃く感じがなく、状況から間違いなく荒れるということぐらいしか解らなかったのでスルーしました。ところが、レースが終わった後に、ダイワ冠で有名な馬主の大城敬三氏が亡くなったというニュースが届きダイワキャグニー激走の理由が解りました。これ、究極のインサイダー情報です。大城氏の訃報を知っていた人達は(馬券を買うことができる立場にあれば)少なくともダイワキャグニーの単勝をしっかり当てることが出来たでしょう。でも、インサイダー取引にはならないのです。当たり前ですが。
ダイワキャグニーを教えるサインは出ていたのか?
エプソムカップが行われた6月14日は五輪旗制定の日です。ダイワ=大輪ですのでピッタリです(2着 ソーグリッタリングSo Glitteringも馬名がring=リング(輪)を含む)。
次に、宝塚記念のポスターの女性が葵わかな→「わ」かな=輪かな。彼女の口も「ワ」と言っています。
宝塚記念の別のポスター2つ。共に円=輪を描いています。
そして、極めつけが、今年の宝塚記念は第61回ということ。つまり、馬単6-1(6番ダイワキャグニー。1番ソーグリッタリング)。
謎のトーラスジェミニ
ソーグリッタリングは狙えます。しかし、トーラスジェミニの3着は解りません。ジェミニ=双子座は5月21日~6月21日ということでもないでしょう。同枠がレイエンダ=「霊園だ」ということでしょうか?地味に藤沢和雄厩舎のサンドイッチでしょうか?アンド「ラス」テとトー「ラス」ジェミニのサンドイッチで「ラス人気を買え」ということでしょうか?買い難いです。
歴史学とサイン学
こんな風に、レース結果とそれと関係する大事な情報を知った後になれば、どんなサインが出ていたかは概ね分かるものです。後になれば何とでも言える?そうです。的外れなことも含めて何とでも言えます。歴史研究というのは(タイムマシンでも無い限り)必ず後から振り返る学問ですから、後から振り返ることは重要です。人類の歴史から学ぶより競馬サインの歴史から学ぶ方が簡単なのは言うまでもありません。
岡目八目は活用しよう
もう一つ、岡目八目という言葉もあるように、あえて勝負しないで、枠順の分析だけして観戦することも大事です。勝負するレースと観るだけのレースを分けて考えることは自分を冷静に保つには有益です。ツキの流れというのがあるとすれば、自分のツキの流れを調整する意味でも観て語るだけのレースがあっていいです。何でもかんでも馬券買わなければ気が済まない猪突猛進は避けたいですね。